要点:クンダリニー覚醒 成瀬雅春 著
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Contents
- 伊藤新さんの感想がとても参考になった
- 足指と全身の関係
- ゴミ箱シュートは、意外と意識力を育てるのに役立つ。
- 片足立ちのバランスは、常に揺れ動いているという認識をする必要がある。
- バランスをとっているときに細かく観察をすると、主に腹部の力が入ったり抜けたりするのがつかめるはず。
- 日常生活の中での簡単なバランストレーニング法。
- ちなみに私(成瀬雅春)は、肛門を引き締める「ムーラバンダ」を現在も続けている。
- ムーラバンダの始め方
- ムーラ・バンダのかけ方
- ムーラバンダの練習方法は2つある。
- 男性の場合には、普通に肛門を閉めると、睾丸と性器が連動して力が加わるのがわかるでしょう。
- 自分のすべてを知ること、それが悟り。そのために使われるエネルギーがクンダリニー・エネルギーだ。
- そんな調子いいことを言われても信用できないだろうが、信用しなくていい。やってみればいいだけだ。
伊藤新さんの感想がとても参考になった
レベルノートに対して、称賛されることより厳しく評価されることが刺激になっている。
これは手順通りに行うテクニックを向上させることだけでなく、自分の感情のコントロールという重要な要素が含まれているからこそ、自分に対する自分の態度に強い影響力を持っている。
全身をくまなく意識で捉えて、手順通り軽くて楽な動きが正しい動きであると理解する。
動作に緊張があると、無駄な動きが多くなる。強い緊張は、怒り、不安、恐怖といった感情によって引き起こされており、これらの感情には特に強いエネルギーが存在する。
強い緊張を感じ始める前に、落ち着いた、ゆっくりと丁寧な動作を行う。そうすることで無駄な動きから解放され、感受性と識別力が高まっていく。その結果、動作は一層楽になり、今まで自分には楽にできると思っていた動作の中にさえも、不必要な努力を見つけ出すことができる。
このような手順で自分を磨き上げると、ますます精妙になり、ある一定の水準に達する。この一線を超えるには、全人格をどのようにするかがまた深く関わってくる。
シャクティチャーラニームドラーを行うための場の環境整備が重要であるとともに、意識の拡大が切っても切り離せないものであることが分かってきている。
超人的な努力がもちろん必要であるが、その前に強い緊張から落ち着いたゆっくりと丁寧な動作に移行することができる、コントロール能力が養われる必要が分かってきた。
→ 軽くて楽な動きが正しい動き。
動作に緊張があると、無駄な動きが多くなる。
強い緊張は、怒り、不安、恐怖といった感情によって引き起こされており。
強い緊張を感じ始める前に、落ち着いた、ゆっくりと丁寧な動作を行う。
場の環境整備が重要
意識の拡大
足指と全身の関係
止息(しそく)行法は、息を止め続ける修行ですが、息が苦しくなったときに10本の足指が反応します。通常はそれに気づくことはありませんが、足指のトレーニングを積んでいる人は、その微細な反応に気づくことができます。
その変化に気づくことができれば、さらに息を止め続ける時間を引き延ばすことが可能になります。足指がどう反応するかには個人差がある。重要なのは気づくこと。気づいたということは、末端まで意識が届くということ。
腰の回転をさせる際に、小指、薬指、中指、人差し指、親指の順に体重圧を移動させる。
ゴミ箱シュートは、意外と意識力を育てるのに役立つ。
特に外した時にもう一度やってみて、また外したらもう一度、という具合に試すことが重要だ。
1回ごとに、
- 少し上すぎたのか、あるいは右にそれたのか
- 頭を働かせて修正する
そうすることで意識が働くようになる。これを繰り返していると、投げる瞬間やその少し前に、入るかそれるかが分かったりする。
失敗した時は、無駄な力が入っていることに気づく。緊張していたり、変に力んだり、考えすぎたりすると失敗する。それが分かっていても、また失敗することもある。
そういう気づきを重ねていくうちに、コントロール能力がついてくる。
片足立ちのバランスは、常に揺れ動いているという認識をする必要がある。
バランスが良いというのは、ピタッと静止しているのではなく、細かく揺れ動いている状態を指す。もし完全に静止してしまったら、逆にバランスは崩れてしまう。
1秒間に2回、3回、4回と、左右に揺れる回数が多くなればなるほど、バランスは安定する。その前提で、軸足にかかる重心を細かく観察することが重要である。
- 重心の移動を観察する
右に傾いたら、その次の瞬間には左に傾く。前に傾いたら、次の瞬間に後ろに傾く。このように、バランスが崩れる前に傾きを戻し続ける連続こそが、バランスの取れた状態である。 - 気づきの精度と安定性
例えば、体が5cm右に傾くと、それ以上耐えられずにバランスが崩れるとする。
(a) 4cm傾いたところで左に戻せば、バランスは崩れない。
(b) 1cmの段階でその傾きに気づけば、さらに安定したバランスになる。
(c) ミリ単位で気づくことができれば、表面的にはほとんど動いていないように見えながら、高度にバランスが取れていることになる。
バランスをとっているときに細かく観察をすると、主に腹部の力が入ったり抜けたりするのがつかめるはず。
前後左右のバランスをとるために、腹部の力が大きく関わっている。
さらに細かな観察ができるようになると、バランスをとっているときに肛門が閉まったり緩んだりしていることに気づく。実はこれが、クンダリニー覚醒のためのコントロール能力を養うのに役立つ。
日常生活の中での簡単なバランストレーニング法。
キッチン内で立っている時に、右足または左足に体重移動して、もう片方の足の膝を緩めてかかとを床から離す。2から3分ごとに重心をかける足を交代する。
これだけで片足立ちのバランス修行になるし、足腰の強化になる。
走る電車内でもこの練習はできる。意識的に片足に体重をかけることを習慣にすると、下半身が鍛えられる。
ちなみに私(成瀬雅春)は、肛門を引き締める「ムーラバンダ」を現在も続けている。
私は1秒に2〜3回くらいのペースで行っており、2回で数えても1時間半で1万回を超える。おそらく毎日それくらいを実践しているが、苦労はなく習慣的になっている。
ムーラバンダの始め方
最初は自己流でいいので、「締める・緩める」を何回も繰り返す。回数を数えながら10回終えたら、一度力を抜いて呼吸を整える。そしてまた10回やって一休み、という工程を繰り返す。
10回を1セットとして、最初は3セットぐらいから始め、10セットぐらいを目安に実践する。慣れてきたら、徐々にムーラバンダの回数を増やしていく。12回、14回、16回という具合に増やし、セット数は最大で10セット行えばいい。
場所や姿勢を考慮する必要はなく、座っていても、寝ていても、立っていても、歩いていても実践できる。
ムーラ・バンダのかけ方
ムーラ・バンダのかけ方について、拙著「クンダリニー・ヨーガ」では肛門を締め付けるとしていて、本書では肛門を引き締めるとした。どちらも間違いではない。
細かく表現すると、肛門を締め付けて引き上げるとなる。つまり、肛門を締めて体内に引き上げるのだが、そのために締める範囲をなるべく狭くする。
- 注意点
(a) 臀部全体に力が入ってはダメ
(b) 肛門周辺の狭い範囲を使って、その外側には力が入らないようにする
(c) 腰の周りから腹部に力の入らないリラックス状態を保つ
ムーラバンダの練習方法は2つある。
- 引き締めてからすぐに緩めるのを連続的に繰り返す方法
引き締めたときに中途半端にならないようにし、緩めたときもちゃんと力が抜けた状態にする。 - 引き締めた状態を可能な限り維持し続けてから力を抜く方法
保っている間は絶対に緩めないようにしなければならない。これには相当の観察力が求められる。通常は肛門が緩み出してしばらくしてから気づくもので、実際には引き締めて1秒後には緩み始めている。
男性の場合には、普通に肛門を閉めると、睾丸と性器が連動して力が加わるのがわかるでしょう。
そこで細かな観察をしましょう。つまり、どこから力が入り出すかに注意するのです。そうすると、以下のようにいろいろなケースが生じます:
- 性器の先端から力が入り出す
- 性器の根元から力が入り出す
- 睾丸から力が入り出す
- 睾丸と肛門の間から力が入り出す
- その通りに力が入り出すケース
- そう思い込んでいても、実際は違うというケース
当然、思い込みの方はなるべく排除しなければなりません。細かな観察力があれば、間違った思い込みはしないものです。
普通に肛門を閉めると、肛門から力が入り出すとはならないことに注目する。
思い込みで肛門から力が入り出すと感じるケースは別として、ほとんどは肛門以外の部分から力が入り出すのが確認できる。それがどこからなのかは個人差があって大した問題ではない。大切なのは、肛門以外から力が入り出すことに気づくという点である。
もしそこが分からなかったら、力を入れようと意識するところから実際に力が入るまでを、ゆっくりとしてみる。特に意識してから物理的に力が入り出すまでの過程を、つぶさに観察する。そうすると、肛門から力が入り出すのではないことがわかる。
それを踏まえて、ムーラバンダの高度なテクニックを説明する。
- 動き出しの意識
まず、ムーラバンダを「肛門から力が入り出す」ようにする。物理的な動き出しを肛門にするということである。 - 随伴する力の観察
肛門に力が入ったムーラバンダをさらに観察すると、肛門以外のところにも力が入っているのに気づくはずだ。 - コントロールの限界
そこで、肛門だけに力を入れてムーラバンダができればいいが、それはおそらく無理である。そこまでのコントロールはほぼ不可能であり、「できている」と思った人は観察力が足りない。
では、どうすればいいのか。
それは、肛門を締めるときに入る「力の割合」を増やすことである。別の言い方をすれば、肛門以外に入る力の割合を減らすのだ。
言葉にすると簡単だが、実際はかなり難しい。しかし、そういうアプローチを意識するだけでも、コントロール能力は鍛えられる。このアプローチを試みることこそが、奥義への入り口となる。
自分のすべてを知ること、それが悟り。そのために使われるエネルギーがクンダリニー・エネルギーだ。
クンダリニー覚醒を得ると、これまで見えていなかった自分がありありと見えてくる。もし人生で不安を抱えていたら、その不安は一瞬にして霧散してしまう。
いや、一瞬ではないかもしれないけれど、間違いなく人生における不安がすべて解消することは確かだ。
そんな調子いいことを言われても信用できないだろうが、信用しなくていい。やってみればいいだけだ。
結果が出さえすればいいだけなので、やる前から信用する必要は全くない。騙されたと思ってやってみても損はない。なぜなら、本書の購入費以外は1円もかからないからだ。
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