アーユルヴェーダ健美食 イナムラ・ヒロエ・シャルマ 香取薫 彦田治正
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カパが増大して体に変調を引き起こした場合は、体を乾燥させることでカパを抑えます。
この場合、ハチミツが効果的です。ハチミツには鋭性、温性、乾燥性があります。蜂蜜は非加熱・無精製のものを40度以下で食する
3つのドーシャのバランスが取れた理想の体質を「サマプラクリティ」と言う。
体質チェックテストやってみたら、
ヴァータ11、ピッタ10、カパ5だった。
アーユルヴェーダの古典書。
アーユルヴェーダ日常と季節の過ごし方 V.B. アタヴァレー著、稲村晃江訳
アシュターンガ・フリダヤム:インド医学八科聖髄集 総論編 イナムラ・ヒロエ・シャルマ翻訳、H.S. シャルマ監修
生姜はガスのケアにもなる。
消化を助ける。豆料理に加熱時に加えたり、出来上がりにトッピングしたりする
コリアンダーは鼻血、痔、炎症などに効果があり、抗炎症作用や止血作用を持ちます。
種でピッタを上げるスパイスが多い中でコリアンダーシードはピッタを増悪させることなく消化力を高め、ピッタの乱れによる消化器官の不調を鎮めてくれます。
また、血液浄化作用があり、体にこもった熱を取り去り、抗炎症作用を持ち、泌尿器系や呼吸器系の不調にもよいとされています。
解熱・解毒の効果もあって、高血圧・痛風・リウマチにも効果。記憶力の改善やインポテンツなどにも有効。
アーユルヴェーダではダニヤと呼ばれる
15度から25度くらいが生育の適温。
適温より高くなると、2週間もしないうちに花を咲かせ、茎が伸びてくる。これを「とうだち」という。
このとうだちをいかに遅らせるかがポイント。秋に種を撒き、冬を見守ってやって、春になったら下葉から収穫していくといい。こうすると6月まで葉を収穫して楽しめます。
移植を嫌うハーブなので、プランターに直接蒔いて、間引きをしながら育てる。殻を手で軽く揉んで二つに割り、その状態で一晩水につけ、それから土に撒く。
インドでアーユルヴェーダ食をした時の気づき
野菜を炒める前、油に入れてじゅっと音をさせていた臭い粉は「ヒイング」という。豆のガスを抜き、菜食の味を高める。だから肉料理には入れていなかった。
辛いからと水をガブ飲みして怒られたのは、胃の中の温度を下げないためだった。
豆料理にギーをかけていたのは、味のためだけではなく、豆でヴァータを上げないため。
お昼ご飯の後に飲まされたスパイスの浮いた白い水、バターミルクは消化を助ける飲み物だった。
暑い日に出てきたクミンたっぷりのジャルジーラという飲み物には、クールダウンの効果があった。
お腹を壊したときに作ってくれた黄色いお粥、キチュリーはお腹に優しい食べ物だった。
謎はどんどん溶けていった。すべてに理由があった。矛盾は一つとしてなかった
果物と牛乳は食べ合わせが良くない。ヨーグルトにも気をつかった方がいい。
果物は、カルダモンパウダーやクミンパウダー、ブラックペッパーなどをかけて食べると、冷たいカパの性質を抑えることができる。
ちょっとおしゃれな大人の味になる。フルーツにかけるスパイス、フルーツマサラ
納豆の食べ方の工夫
豆はヴァータが上がる。ガスが発生しやすくなり、便秘にもなりやすくなる可能性がある。
納豆は発酵食品なので、ピッタが上がって熱がこもりやすくなる可能性もある。
納豆を食べるときは、ギーでクミンシードとヒ-ングをタルカ(※スパイスを油で熱して香りを移すプロセス)して、それを納豆にかけたりする。
海塩ではなく岩塩が推奨されることが多い。
普段の料理にはピンク岩塩がおすすめ。3つのドーシャを下げる(鎮める)と言われている。
けれども日本人は海藻を多食するので、摂取する塩をすべて岩塩にすると、ヨードの過剰摂取になることも考えられる。
そのため、春から秋にはピンク岩塩を使い、寒い冬は体を温める海水塩を使うのが良い。
また、白岩塩は通年使っても良い。白岩塩にはヨードがほとんど含まれていない。このほかにチベットなどの黒岩塩もある。
油
スパイスでもハーブでも、中に含まれる有効成分は精油の形をしている。植物の種や花などに含まれるわずかな油分こそが有効成分だ。
油は水に溶けず油に溶ける。そのため、インド料理では油にスパイスの種やハーブを入れる「タルカ」という方法で、スパイスやハーブの有効成分を溶け出させ、有効成分が溶け込んだその油を料理の仕上げにかけて食べる。ターメリックも脂溶性
万能なのはひまわり油。どの地方のインド料理にも合うし、どの体質の人にも不向きということがない。
ギーも積極的に使用してほしい。
菜種油も日本人にとっては食べ慣れた油だから問題ないだろう。できれば国産の菜種から絞ったものがいい。
気をつける必要がある油:
• ヴァータ体質の人:大豆油、コーン油
• ピッタ体質の人:ごま油、マスタード油(インド産のカラシナの油)
• カパ体質の人:ココナッツ油
向いている油:
• ひまわり油(すべての体質に万能)
• ヴァータ体質:ギー、ごま油(特に黒ごま油)
• ピッタ体質:ギー、ココナッツ油
• カパ体質:コーン油
春と梅雨にはカパが、夏と秋にはピッタが、冬にはヴァータが上がるので、そこに適した油を選ぶ。
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